これに悩まされている人もたくさんいますね。
農作業による筋肉の疲れ無理な姿勢による血行障害ストレスによるものが代表的です。肩がパンパンに張ってその痛みが背中にまで広がりひどくなると頭痛や吐き気を訴える人もいます。
それに対するツボですが曲垣(きょくえん)天柱(てんちゅう)合谷(ごうこく)を紹介しましょう。
まずは曲垣の場所です。これは肩甲骨の背骨側の上の角にあります。このツボは中医学的にも筋肉をリラックスさせる働きがあると言われています。
次に天柱。後頭部の首の付け根、髪の毛の生え際あたりにあり中心より親指の幅ぐらいのところにあります。ここは特に頭痛や首のこわばりによく効きます。
最後に合谷。手の甲にあり親指と人差し指の間に片方の親指を乗せ、そのまま手首に向かい押していくと骨と骨の間で指が止まります。それがこのツボの位置です。
以上のツボは指圧をすると独特の圧痛がありますのでそれを目安に探してください。家庭で治療するとしたら5~10分程度にしておきましょう。刺激が強すぎるとかえって肩が重くなったり痛くなったりすることがあります。
なんといっても肩こりを防ぐには良い姿勢を保つことが必要です。ラジオ体操の深呼吸の姿勢を思い出してください。1日何度かこの姿勢を心がけるだけで肩こりはかなり良くなるはずです。