1.ご挨拶
当院は2009年4月7日に佐久市岩村田に開院しました、患者様の立場に立った治療院です。こころとからだの癒やしの空間を掲げ、中国医学を基礎に針灸・マッサージ・手技療法など中心に幅広い分野で治療を行っています。地域の皆さんの健康維持を推し進め、こころ豊かな生活がおくれるように手助けしたいと思っています。
古代中国でも未病を治すという考え方があり、現在の予防は治療に勝るに匹敵します。針灸・薬膳・気功・手技療法。これらの知識を総括して治療に役立てています。また現代病とも言われるこころの病にも対応させて頂いております。
当院は、東洋医学だけでなく積極的に地域医療機関の先生方との連携を図る活動も行っています。長野県臨床針灸学会・長野県針灸師会主催の勉強会などに各科の先生にご講義していただき、学ぶ機会を多数計画しております。患者様の適切な治療を求めるために地域の各医療機関と連携を図り、ご紹介もさせて頂いております。
お身体の不調を感じている方はお気軽にお電話をしてください。お待ちしております。
院長プロフィール
経歴
1952年
佐久市出身
1972年
長野県立長野盲学校専攻科卒業
同年
厚生連佐久総合病院就職
1977年
長野県日中友好協会訪中団員として広州桂林を訪ね病院(針麻酔見学・人民公社での裸足の医者との交流
1978年
長野県医療訪中団員として上海中医学院・四川省成都の病院訪問・在宅訪問治療を見学
1980年~
1987年
北京を中心に訪中し中医(老医師から学ぶ)
1988年
中国衛生省からの招待で北京中日友好病院に3か月留学(針灸科・中医内科・五感科・気功科などを研修)
その後も何回か北京を訪ね中医学を学ぶ。
1989年
佐久病院に正式に針灸が認められ佐久東洋医学研究所が、長野県では初めて設立されました。若月院長の強いリーダーシップにより長年の念願がかなった年でした。
佐久東洋医学研究所では、農村医学会・鍼灸学会で研究ならび症例発表を行いました。
2009年
佐久総合病院東洋医学研究所を退職
同年4月
佐久平に堀込針灸接骨院を開院
趣味
音楽、乗馬、モンゴル 、旅行
メディア出演・掲載
FM善光寺(毎月第2月曜日)
健康コーナー「未病を治す」のテーマで、お話をさせて頂いています。
長野県ケーブルテレビ(信州レポート、健康シリーズ)
針灸のお話や家庭でできるツボ療法・簡単な気功を紹介しています。
年に2から3回、30数年継続させて頂いています。
日本農業新聞
過去2回ほど連載させて頂きました。
読者様からのご質問もあり勉強になりました。
2.スタッフ紹介
院長 堀込雅彦
鍼師・灸師
あんまマッサージ指圧師・気功インストラクター
所属団体
- 公益社団法人 日本針灸師会
- 一般社団法人 長野県針灸師会
- 公益社団法人 全日本針灸学会
- 一般社団法人 日本中医学会
- 一般社団法人 YNSA学会(山元式新頭針療法)
- 長野県臨床針灸学会 名誉会長
- 佐久気功教室 講師
- 気功インストラクター
副院長 堀込光彦
鍼師・灸師
疼痛疾患、その他一般、美容鍼担当
アロマセラピスト
所属団体
- 公益社団法人 日本鍼灸師会
- 一般社団法人 長野県針灸師会
- 長野県臨床針灸学会
丸山恭平
柔道整復師
手技療法、エコー超音波、超音波観察装置担当
所属団体
- 社団JB日本接骨師会
- 長野県臨床針灸学会
3.理念と治療方法
当院の理念
- 東洋医学の立場から、地域住民の健康増進に努める。
- アットホームな雰囲気を作り、癒しの空間を患者様に提供する。
- 勉強会・学会・講習会等に参加し見聞を広げると共に、技術を磨き日常業務に役立てる。
- 趣味などを通じて、地域文化活動に参加する。
当院の治療方法
針・(日本鍼・中国鍼))・小児鍼・皮膚鍼・接触鍼(刺さない鍼)・耳鍼・小児鍼・皮膚鍼・美容鍼・マッサージ・オイルマッサージ・手技療法(筋膜リリース・関節モビリテーション・筋力強化指導ストレッチなど・干渉波治療・低周波治療・超丹波治療・プライム刺激療法(特殊なグローブを使い筋肉を刺激し治療します。プロ選手も多く使用しています)・エコー(超音波観察装置 / 筋肉や靭帯・関節の状態を観察できる装置です)
4.料金表
初診料・再診料
初診料 | 一般 | 2,200円 |
高校生以下 | 1,100円 |
施術料 | 保険治療 一般 | 2,900円~4,000円 |
保険治療 高校生以下 | 1,400円~2,400円 | |
自費治療 一般 | 4,200円~5,400円 | |
自費治療 高校生以下 | 2,100円~3,100円 | |
美容針 | 4,000円 |
詳細はお問合せ下さい
※針灸治療・マッサージは、基本自費診療となります。
※針灸の保険治療は医師の同意書が必要です。神経痛・リウマチ・腰痛症・五十肩・頸腕症候群・頸椎捻挫後遺症その他(慢性的な痛みのある疾患で医師が認めたもの)が受けられます。
※同意書は当院にあります。同意書をかかりつけ医師に持参し、必要事項を記入して頂き当院窓口に提出してください。
5.診察と施術の流れ
患者様おひとりおひとりの症状によって、下記のどの診察や施術を行うかや順番などは異なって参ります。参考のための一例としてご覧ください。
診察
◯問診
針灸は、「人の身体を全体的に診て、そのバランスを調整しつつ健康にしていこう」という東洋医学の考え方に基づいて治療を行います。
そのため問診では、身体のどこが調子悪いのか、今の状態に加えて、既往歴、スポーツ経験、夜は眠れるか等々、これまでのお話もさまざまな切り口から詳しく伺います。
◯舌診
舌の状態を拝見します。舌には触れず、目で診るのみです。赤いか?紫か?苔(白か黄色か)・歯型はあるか?などから、体質を診ています。
◯脈診
両手で脈を診ます。ここでは、五臓六腑の状態を診ています。
◯腹診
お腹を触って診ます。
◯背診
背中を触って診ます。
◯超音波観察装置(オプション、別料金)
重症(骨折、肉離れ、捻挫など)のときに使います。 筋肉・骨・血管・関節など、人体の中身を見て観察します。 放射線を浴びる事のない安全な観察法で、妊婦や高血圧の方でも安心して観察できます。 超音波観察装置による骨・筋・腱・靭帯などの検査は厚生労働省も認めています。
施術:針
◯ 吸角(きゅうかく)
吸玉(すいだま)ともいいます。
吸角にいったん火を入れ、中を真空にして背中に貼り付け5分くらいおきます。
皮膚の下に吸い上げ、血の滞り(瘀血 / おけつ)を改善させるための施術です。
病状によって色の違いが出ます。色が強く出るほうが血流が悪いということになります。
見た目は痣のようになりますが、痛くはありません。
◯針を打つ
針を打ちます。針には日本針(細め・短め)と中国針(長め)がありますが、当院では主に日本針を用います(ほか美容施術の場合には、さらに短い美容針も用います)。
症状や、患部の部位に適した深さ(約1cm~3cm)で打ちます。
◯低周波治療
針に電気を流し、中から筋肉をほぐします。
針だけでも治療効果はありますが、より痛みが強いときなどにこの治療を行います。
◯干渉波治療
針はそのままに、さらにパッドをつけて電気を流し、表面から筋肉をほぐします。
◯頭針療法(YSNA)
頭へ針を施すことで、全身に治療効果がある施術です。
難病などにも用いられます。
◯ 美容針(完全予約制 / 4,000円)
全身に用いるより短い専用の針を、顔に打ちます。
肌のハリ、シワ、シミ、小顔などに効果がみられます。
施術・灸
◯お灸
艾(もぐさ)に火をつけ、ツボに3分ほど据えます。
熱さの感じ方は人それぞれですが、熱すぎると感じる場合は我慢する必要はなく、すぐにとってもらえます。
◯温灸器(おんきゅうき)
ツボを狙って、温灸器(火をつけた棒状の艾(もぐさ)を中に入れたもの)を布越しにあて、温めて血行をよくします。気・穴・水の流れをスムーズにします。
施術・手技療法
◯マッサージ
筋肉をもみほぐし、リラックスさせます。内側から筋肉をほぐします。
◯筋膜リリース
筋膜を緩めてあげるための手技療法です。表面から筋肉をほぐします。
◯ジョイントモビリゼーション
関節に遊びを出すための手技療法です。
施術:その他
◯超音波治療機
ピンポイントで、細胞を振動させる治療です。
◯グローブ治療
施術者が装着したグローブ伝てに、低周波を流す治療です。筋緊張をとり、痛みを軽減させます。
6.よくあるご質問
Q.症状が酷くなる前でも、診察に伺ってよいのでしょうか?
A.そのような方も多くご来院いただいています。未病を治す、すなわち、予防は治療に勝る、というのが東洋医学の考え方です。まずはぜひ、お気軽にお電話をください。
Q.針・灸の治療はやはり、長く通うものなのでしょうか?
A.患者さんご自身の、自己治癒力や自己免疫力などによって違ってきます。
小中学生などの場合は、1、2回で済んでしまうこともございます。
痛みが強い時は治療を継続していただき、治ったら卒業となります。早めの治療をおすすめします。
Q.針や灸は、痛かったり熱かったりしませんか?
A.個人差もありますが、針治療は、ほとんど痛みはありません。
灸も、据えるのは3分ほどです。その間に熱いと感じたら、取ってもらえます。
Q.針は、深く刺したほうが効果があるのでしょうか?
A.そういうものではありません。
患部の部位や個々人の症状に応じて、鍼師が適切な深さで施術いたします。ズ~ンとした感じで効果が得られます。
Q.電気治療は、強くかけたほうが効果があるのでしょうか?
A.心地よく感じるくらいがよいとお考えください。もしそれでだるくなったら、また次回から調整してちょうどよい加減を見つけていきましょう。